睡眠時無呼吸症候群(SAS)にご注意を!
睡眠時無呼吸症候群(SAS)にご注意を!
SASの方は、寝ている間に低酸素の状態でいますので、血管や心臓への悪い影響がおきてきます。
やせている方でも昼間の眠気が強い方やいびきの程度がひどい方は、是非一回検査を受けられる必要があり、お勧めします。
というのは、高血圧症で治療を受けられている方の中で治療効果がよくない方は、かなりの率でSASの方がおられます。
80%位という説もあります。
又、SASは血管の機能を悪化させ血栓を作り易くするともいわれます。
SASは大きく2タイプに分かれます。
1つは、心不全の方や脳祖中後の方におきる中枢性のものと、
もう1つは舌根(のどのおく)が気道をふさぐ閉塞性のものがあります。
閉塞型の場合は、成人男性の20%位になるといわれています。
さて、無呼吸の重症の方は、除々に時間経過とともに心臓や血管がいたんでしまうことになります。
このようなことが表に出る前に、SASの検査で異常ありといわれた方は、きちんとした治療をされることが大切です。
自分でも昼間すごく眠くなる、家族からいびきがかなりひどいといわれている方は、年齢を問わずSASの検査を受けられることが大切です。
「毎日いびきがうるさいよ!」といわれたら、要注意です。